98年の夏はターニングポイントであった。K6-2とSocket7か、Celeron-300AとSlot1か、いずれにしてもベースクロック100Mhzの世界が手に入る。これまで使ってきたIBMのAptiva(Pentium150)を手放すには、絶好のタイミングであった。当時の試算ではわずか10万前後で100Mhzマシンが組み立てられるし、Aptivaを適当な価格で処分すれば、さらに手頃な値段で高速マシンが手に入るのだ。どちらかといえばメジャーよりマイナー、独占的企業があまり好きではない筆者はAMDを選択した。
99年8月現在で1年を経過するが、動作は割合安定しており、速度面でもさほど不満はない。AMDとINTELの価格競争が激化する折、ほのかにCPU換装の野心が芽生えているが、さてこの先どうなるのか。
その後99年11月、マザーBIOSクラッシュにより、Slot1(Socket370)+Celeronに移行。
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